これまで値段設定やサービス内容など、思うままに決めており、他の企業と比較していませんでした。たまたま、とある語学学校について調べる機会があり、英作文添削サービスに絞って比較してみました!なかでも英検1級に対応しているサービスに焦点を当てています。
※同じサービスでも、英検の級や受験する試験によって価格などの設定が違う場合があります。
今後の参考になるかもしれないのと、社会見学的なものの記録として、サイトでもブログとして残しておくことにしました!定期的に価格改定は行っていますが、手が出しにくくなるような額にはしませんのでご安心ください
以下の表は各サービスの公式サイトから抜き出した情報のまとめです。もし下記の内容に誤りがある場合は、教えていただけると助かります。
しろくまスタディセッション | IDIY | Thesaurus House | TCK | 英語試験ライティングセンター | MR. WRITING | |
料金 | 月額6,000~7,000円 | 都度 (1級は持ち込み課題添削) | 10回20,400円 | 1ヶ月35,000円 24回90,000円 | 10回12,000円 月額14,000円 | 10回12,000円 |
1回あたり | 400~466円 | 2500~3250円 ※1語10円~13円を250語で換算 | 2040円 | 3750~4375円 | 460~1,200円 | 1,200円 |
添削返却日 | 2日以内目安 | 1~7日以内 ※講師差あり | 5日以内 | 3日以内 | 3~7日以内 | 3日以内 |
書き直し提出 | ◯ | ✕ | ✕ | ◯ | ✕ | ✕ |
頻度 | 添削後、新規提出 | ー | ー | ー | 月額:1日1回 | ー |
解説 | 修正箇所すべて | コース・講師次第 | すべて? | 修正箇所すべて | 修正箇所すべて | 修正箇所すべて |
添削内容 | 表現・構成 | コース・講師次第 | 表現・構成 | 表現・構成 | 回数制:表現・構成 月額制:表現チェックのみ | 表現・構成 |
勉強法随時相談 | ◯ | ✕ | ✕ | ✕ | ◯ | ✕ |
サンプル答案 | 部分的に、場合による | ✕ | ✕ | ◯ | ◯(別途8,000円) | ◯ |
語数制限 | ✕ | ✕ | 240語 | ✕ | 250語 | 240語 |
課題設定 | 基本は自由選択、時々指定 | 選択可能 | ◯ | ◯ | ✕ | ◯ |
利用期間 | 1~6ヶ月単位 | ー | 記載なし | 60-180日 | 1ヶ月単位 | 90日 |
サービスの選ぶときの3つの観点
当事業も英作文添削サービスを提供してはおりますが、サービスを選択するときは、ご自分にベストな条件が揃っているところを選ぶのが1番!です。というわけで、なにを基準にして選んだらいいのか、というのをご紹介いたします!
1.論理的思考が得意か、否か
英検1級の英作文を添削サービスを利用するうえで、1番最初の分かれ目が論理構成をチェックするサービスなのかどうかという点です。論理構成が得意な方は「英文の表記」をチェックするサービスを選び、不得意な方は「論理構成と英文の表記のどちらも」をチェックするサービスを選んだほうがいいです。
すでに英検1級を、1度は受験されている方なら4つの観点のスコアがありますので、構成・内容点がそれぞれ7点以上かどうかを確認してみてください。6点以下の場合は、論理構造の見直しを行ったほうが、効率よく点数を取ることができるようになります。
2.期限が必要か、否か
「10回の提出を、90日以内に出してください!そうしなければチケットは無効になります。」と言われるとき、この期限設定が提出するモチベーションになるかどうか、という点です。期限設定があることは、「90日あるから、逆算すると…」というふうに計画的に学習を進められる方にも向いています。
3.金銭的プレッシャーが必要か、否か
企業によって、1回あたりの添削料金は500円~4000円と、大きく変わってきます。ただし、安ければ良い、というのではないのがポイントです。世の中には、「安いと油断してサボってしまう」、逆をいえば、「高額な料金を支払ったからこそがんばれる!」という方もいるからです。支払ったという事実がプレッシャーになり、そしてモチベーションになるタイプなのか、自分の特性と照らし合わせて考えてみるといいですね!
★番外編
「課題設定があるかないか」という観点もあるのですが、こちらは、そのサービスにおける課題に「時事ネタ」が含まれるかどうかで判断が変わるのと、それをサイト上で確認することはできないので、上記には含みませんでした。
もちろん定番ネタに取り組むことは大事ですが、英検1級ではライティングでもスピーキングでも、時事ネタの要素が強いです。考えているサービスに「課題がある」からといって、時事ネタを含んでいなければ、対策としては50%になってしまいます。直近すぎる時事ネタは出にくいので、目安としては半年~1年前の時事ネタに触れておきたいですね!