こんにちは!しろくまスタディセッションのコヤマケイコです🐻❄️
前回の投稿に続き、リスニング&リーディングの問題でうまくいかない方へのTIPSをしばらく連載していきます🖊️
テスト中、「あ、今“successful”って言った!これが答えかも!」と思ったのに、不正解だった経験はありませんか?その答え方は、注意の向け方に問題があるかもしれません。
音声や選択肢に出てくる「目立つ単語」に意識が集中しすぎると、本当に大事な「地味な表現」を聞き逃してしまうことがあるんです。選択肢をみたことによって意識が集中している語が音声で聞こえると、脳がその語を“正解のサイン”と誤認してしまうからです。その結果、注意がその語に集中し、その後に来る「but」や「actually」といった転換表現をスルーしてしまうことがあります。
✅ 対策
・話の構造や展開に意識を向けること
・「聞こえた単語=正解」ではない、という思い込みを手放すこと
リスニングは「単語当てゲーム」ではなく、「何が言いたいか」の「要旨」を見抜く力が試されてるんです!それは決して1単語では表せられません。英検的には、上の級へいけばいくほど、「趣旨」にあたる英文は長くなっていきます。それを短くまとめた選択肢のなかから選び抜く必要があるんです。
1️⃣話の構造や展開に意識する
たとえば、英語の文章や会話って、ただ単語が並んでいるだけじゃなくて、「最初にテーマがあって→理由や説明があって→結論がくる」みたいな流れがあります。
この流れを意識して聞いたり読んだりすると、「今は理由を言ってるんだな」とか「ここでまとめに入ったな」というのが分かりやすくなります。そうすると、細かい単語が分からなくても、全体の意味や話のポイントがつかみやすくなります✨
2️⃣「聞こえた単語=正解」ではない、という思い込みを手放す
これ、キッズ受験生だけじゃなく、大人の受講生さんたちもやっています😂!(リスニングのレッスンをしていると、たびたび発覚します…)
選択肢と同じ単語が聞こえたからって、正解とは限りません。英語は文脈や前後の流れで意味が変わることが多いからです。簡単な例で言うと、「I don’t like apples.」って言ってるのに、「applesが聞こえた!=りんごが好きなんだ!」と早とちりしちゃうような…。大事なのは、「単語が聞こえたかどうか」よりも、「その単語がどんな意味で使われているか」「全体の流れの中でどういう役割を持っているか」を考えることなんです。だから、単語だけにとらわれず、文全体や話の流れを意識してみてくださいね💮