Chapter 1-2 文章が書けても肝心の中身が出てこない!? アイディアのひねり出し方 3つ

FREQUENTLY ASKED QUESTION

日本語で文章を書くことや英文法は、ぶっちゃけ、なんとなく大丈夫な気がします。けど、いくら英語が分かったって、アイディアが浮かばないんです! これまで、自分のことはともかく、学校や社会のことを考える機会なんてほとんどありませんでした……。

文法の知識はあるのに、トピックに対するアイディアが浮かばず手が止まる生徒をたくさん見てきました。これも順序立てて視野を広げ(自分から社会)、考える力を養うことで解決できます! もしかしたらここを読む時点で英検が迫っている方がいるかもしれないので、「幼稚園にて英語教育は必要か?」というトピックについて考えてみましょう!

□ すでに学習した動詞のなかから、確実にスペルを書けるものを思い出そう!
「自分の意見よりも、書ける表現を優先し、組み立てる」方法です。中学校レベルの動詞から考えてみると「need」「learn」「play」などが使えそうかな、とメドをたてます。それを行う人は「children」、幼いことを強調するために「small children」などにして、文章の基盤を作ります。「Small children」が「need」なことはなんだろうと考え、「to play(遊ぶこと)」でいいか、としてみたり。必要な字数まで補足情報を付け足していきます。連想ゲームみたいですね!

□ もし自分が5才児だったら、その親だったら、先生だったら、と視点を広げよう!
「トピックの登場人物と、その周辺人物の立場になって考える」方法です。反対意見を考えるうえで、子ども目線の意見だと「勉強よりも遊びたいかも?」、親目線だと「もしかして反対はしないかも?」、先生目線だと「先生自身が英語を使えないかも?」というように、3人いれば3つの視点が生まれます。その中から最も「英語に変換しやすく」「主張と一致している」視点を採用していきます。自分を重ねてもいいし、架空の人物を作ってもいいですね。

英作文では「本当の気持ち」「あなたに関する事実」は求められていません!
ついつい「自分視点」で考えがちですが、いちばん大切なことは「いかにもっともらしいことを論理的に述べているか」ということです。現実味がありそうで、主張に矛盾がなければ、書ける範囲の英語表現で、思ってもないことを書いてOKなんです。

□ マインドマップを作って、単語単位でキーワードをどんどん書き出していこう!
「賛成反対にとらわれず、単語と単語を関連付けていき、広い視野で考える」方法です。以下の図を「マインドマップ」と言います。英作文をしないときでも、思考の幅を広げる訓練になるのでおすすめです。慣れてきたら時間制限をつけて、できるだけたくさんの単語をつなげてみるようにしましょう。本番では時間の都合で雑になると思いますが、練習段階では復習しやすいようにキレイな字で作っていくといいかもしれないですね。

マインドマップを作るうえでのポイント
① 前向きな意見には⇧(positive)、後ろ向きの意見には⇩(negative)をそれぞれ振ります。
 こうすることで、最終的に賛成・反対どちらの立場で書けばいいのかが一目瞭然ですね!

② 日本語で書いて、ヒマがあれば英訳できなかったことばに英訳を振ります。
テーマごとに必要だと思われる英単語の知識が増えていきますし! 必ずしも辞書を使う必要はありません。分かららない英語を、別のことばに言い換える力が大事なんです。

いきなり社会をテーマにしたマインドマップは大変かもなので、まずは「自分」をテーマに、学校・仕事・趣味などの⇧⇩を考えるマインドマップを作りましょう!

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