WHAT IS MY CONCLUSION?
早々にお気に入りを見つけ、同じ1人(しかも自分と似ている気質の先生)をずっと師事し続けるのが、わたしに合っていて、ベストアンサーでした。色んな先生にチャレンジすることが合っている人もいれば、そうでない人もいます。わたしは後者のタイプなので、コンスタントに取り組み、楽しく長期継続することを優先して、苦手なことはやめようと、1人に絞りました。
また、目的はブレずに1つだけ、わたしにとっては「発音矯正」です。その他の面ではゆるくゆるくをモットーにし、高いハードルを設定しないこともまた、楽しく継続できている理由だと感じます。そのため初期のころに気合をいれてがんばっていたことのほとんどを、最近は行っていません!
WHAT FOR?
2020年1月21日に人生初、オンライン英会話を始めました。
2014年にスウェーデン留学から帰国してから、ろくに英語を話さずに過ごしてきました。わたしが担当する授業は主に受験のための文法授業(英語表現)なので、英語で英語を説明する機会はありません。
一時は危機感を感じて英会話スクールに通ったものの、仕事が週6~7日勤務と、忙しくなったタイミングで止めてしまいました。それに英会話スクールは、人見知りなわたしには相性がよくなかったんです。わたしは何語だろうとグループトークが苦手で、特別親しくもない、顔見知り程度の人が2人以上いると、喋らなくなってしまうんです。1対1なら気を使うのか、なけなしのコミュ力でどうにかなるんですけどね。
そんなふうにしてのらりくらりと真剣にスピーキングと向き合うことを避ける形になっていたのですが、2020年度から働く学校が英文法のクラスでコミュニカティブ・アプローチを採用していると聞いて危機感を覚え、そしてプライベート・サポートの生徒さんの1人がDMM英会話をやっていたこともあり、マンツーマンならいけるかなと興味を持ち、ちょうどお正月セールで初月半額というのもあり、お友達紹介コードも借りて、勢いで登録しました。
HOW THINGS CHANGED?
始める前の決意
・目的
発音に自信がないので、発音・イントネーションの向上を第一にすると決めました。
・頻度
1日1レッスン、月30回ほど受けるプランを選び、半分の15回くらい受講すればいいということにしました。「絶対毎日」を自分に強制すると、どこかで息切れするからです。
・目標
4月までに「発音」のテキストを全部終わらせようと決めました。
自分に負荷をかけないことが最優先!4月から生徒と対面することになるとはいえ(実際にはコロナのおかげで6月始業でしたが)、ストレスにならないよう、最初の目標は、可能な限り低く設定しました。
1ヶ月目
・現実
DMMの「発音」テキストは、わたしにとって、やりがいがないことに気づきました。
⇨即方向修正をしました。レッスン3回目以降は「デイリーニュース 」を使って、発音やイントネーションのチェックをしてもらいました。
・先生探し
5人くらいの先生をローテンションし、より自分に合う、気の合う先生を探しました。
「デイリーニュース」と「25分間という短い時間」を有効活用できるかどうかは、講師ではなく、利用者側にかかっていると感じました。講師の先生方には熱心な人もいれば、残念ながらそうでない人もいます。わたしはわりと序盤に、あまり熱心ではない先生に出会ったので、自分のレッスンを自分でコーディネートしなければ、と早い段階で気づきました。そのためにはローテンションを組むための講師選びがとても重要になってきます。
発音向上のためですが、非ネイティブの先生コースにしています。安いし、本当に正確な発音を聞きたければ英英辞典を使えばいいし、特にネイティブに対するこだわりはないからです。
検索の設定は「3年以上」にチェック。個人的に異性だと緊張するので、「女性」にもチェック。あとは、教え上手な人がいいなと思い、キワードに「teach」と入力です。現行で教えている人は、「I am a teacher」か「I teach ~」と書いてくれるので、「teach」にしています。過去教えていた人も「I was a teacher」で引っかかりそうですね。そしてなにより、自分より英語ができて、人生経験豊富な方から教わりたいから、年齢は「40代以上」に設定しています。
発音がクリアな傾向にあるフィリピン人の先生は「コールセンター経験者」だったりします。今わたしがお世話になっている先生はネイティブと同等の会話力、発音力なのですが、理由はコールセンターで上司に鍛えられたからだそうです。
この設定でお気に入りの先生を5人ほど見つけて、ローテーションを組んでいました。2人がセルビア人、3人がフィリピン人の先生でした。時差の関係で、朝~夕方はフィリピン人の先生で、夜やるときはセルビア人の先生になることが多かったです。みなさん発音にぜんぜんクセがないので、発音向上のために非ネイティブコースをとっても問題なしです!
2ヶ月目~4ヶ月目
・レッスン前に記事を選んで、なんとなく使う文法を想定
自分で文法か表現を工夫して話すよう心がけてました。「今日は意識して関係詞つかお~」くらいですけどね。そして会話中、意識することをすっかり忘れたりもするんですが、意外と一度心に決めると無意識に使っていました。もちろん、使う文法を想定し忘れるときもありました。(慣れた現在はやってません!)気を抜くと、毎回同じような表現ばかりしてしまうので、やはり表現の目標設定は大事です。前回使った表現のおさらいもさっくり声にだして行っていました。
・挨拶&雑談
初回の先生では必ず自己紹介から始めてました。趣味や職業につっこんでくる先生と、そうでない先生がいますね。わたしの場合、こちらもあちらも職業が先生のため、教育事情で盛り上がりがちでした。共通項がある先生を選ぶと話しやすいと思います。基本的に毎回”I’m good”から始めてます。その後にいい調子あればそのまま良いことをつづけ、悪い調子なこともあれば”but ~”と続けてます。春だと、”but hay fever season has come, and my eyes are itchy!”とかです。
・単語
最初のころは、先生のあとに続いてリピートしてました。だいたいは元から読めますが、当初の目的が「発音とイントネーションの向上」なので、せめてここくらいはリピートしようという気持ちでやっていました。先生によっては、類義語を挙げて比較してくれます。
・記事の音読=発音とイントネーションのチェック
わたしがデイリーニュースを1人で読み、その都度、もしくは段落ごとに先生が発音について指摘する流れにしていました。良い意味で厳しい先生は、かなりこまめに指摘してくれます。ゆるい先生は、ふつうに読めてればノーコメントです。最終的に、褒めるのが100%の先生とは、さよならすることになりました。
・ディスカッション=テーマに沿ったフリートークの時間
Further discussionとあわせて10個あるので、全部終わらないことのほうが多いです。時間の許す限りディスカッションし続けます。“What are your thoughts on ~?”のような質問には、わたしはとりあえず良し悪しを判断し、なぜ良い/悪いのかを伝えるようにしてます。どの質問にもなるべく経験談やニュースで聞いた実例など、具体例を挙げてますね。経験談を話してると、ちょっと脱線しがちなんですが笑、でも自然な会話になるのでオススメです。
・レッスン後、ウィークリースケジュール帳にメモ
アナログで記録していました。手帳だと必然的に欄が狭いので書く量が限られてくる=がんばりすぎなくていい&的を絞れる、というところのがおすすめポイントです。ウィークリースケジュールだと縦長に1日のスケジュールをメモできるので、そこにひたすら「先生の名前」「発音を間違えた表現」「使い慣れてない表現」「その日みずから使ったファインプレーな表現」「先生文章として直された表現」「言いたかったけどとっさに出てこなかった表現」を箇条書きにメモしていました。ダメ出しばっか書いてると気分が萎えるので、自分を褒めるコメントを意識的に書いていました。なぐり書きなので、見せられるようなものじゃありませんが…。「インプットは集中して」そのぶん「振り返りは雑に気楽に」がモットーです!
DMM英会話を開始して1ヶ月過ぎたころから、1人の先生だけにずっとレッスンをお願いしています。同じ先生のレッスンをたくさん取るのは、実は先生側にもメリットがあるので(色んな生徒の情報を覚える必要がない・気を使いすぎずに済むなど)、快く事前予約をさせてくれます。
わたしは開始1ヶ月で1日2レッスンプランに切り替え、その翌月には1日3レッスンプランに切り替えました。4月なんかは仕事がなく時間を持て余していたので、1日3レッスン、しかも毎日続いています。ここ10ヶ月くらい、ずっと同じ先生で、濃密な時間を過ごしてきました。お互いのことはわりとなんでも共有しているくらい仲良しです。
というわけで、次の枠「最近」のレッスンの受け方は、仲良し先生を見つけていないうちは、あまり参考にならないかもしれません。でも「仲良くなれば、こんなこともできるんだ~」という参考にはなると思います!
最近
9月、10月は忙しくてあまりレッスンを受けられなかったのですが(プランも1日2レッスンに戻しました)、それを取り戻す勢いで、11月からは1日2レッスンのペースで受講しています。基本はゆる~く、まったり、ほぼ雑談、でも発音矯正に関してめちゃくちゃ厳しい先生なので、メリハリあるレッスンになっています。
・デイリーニュース
今も音読は行っています。リピートは一切してません。ときどき雑談だけで終わる日もありますが、音読では変わらず発音のチェックをしてもらっています。先生と仲良くなりすぎて、ディスカッションはどんどん話が脱線するため、1日1問扱えばいいほう、というふうになってきました。これはわたしの目的ではないので、別にOKです!
・その他のニュース
デイリーニュースだけだと情報が完全に得られないと感じた時、ぐぐって出てきたニュースなどを読んで、それについて話しています。先生もわたしも気になったことはとことん調べるタイプなので、どんどん脱線します。笑
・早口言葉
今のお気に入り先生の特にお気に入りなところが、コールセンター上がりなおかげで、早口言葉が超得意なところです!この先生に出会ってからずっと苦手な発音を中心に取り組んできて、今でも早口言葉は継続しています。先生がスパルタなこともあり、おかげでかなり発音矯正されました。わたしには「ダメなところはダメ!」と指摘してくれる先生が合っているようです。
・カラオケ
早口言葉もそろそろチャレンジしてないものがなくなってきたな…ということで、最近、ディズニーの歌を歌って発音矯正をしてもらっています。もともとカラオケで「Part of your world」とか「Be our guest」を歌っているので、もっとちゃんと歌えるようになりたい!ということで提案しました。先生は先生で、レッスン中突然歌い出すタイプの人なので笑、こういうところも気があっていて、継続の理由だと思います。
・ゲーム
デイリーニュースで扱われたのがきっかけで「Among us」というゲームを最近一緒にやってます。先生の娘さんたちも加わってます。何回かは、ゲームだけでレッスンが終わったりもするくらいです。ゲーム中は決まりきったことしか言わないので、あまり英会話らしくはないんですが、疲れてるときの息抜きにはアリ!です。
・スプレッドシートで単語ストック&例文の作文
わたしが苦手な発音をスプレッドシートにまとめて共有し始めたところ、先生から「お互いに例文を5つずつ作ろう!」という提案があり、ここ1ヶ月くらいは毎回レッスン前に作文しています。時間がないときはネットから引用で済ませることもありますが、先生のほうもときどき辞書の定義を引用してくるので、お互いストレスなくできています。10個の例文は、わたしがレッスン当日に音読しています。これは、かなりピンポイントに発音矯正に繋がっています。ありがたいです
・ガチの相談
定期的にプライベートなことを本当にガッツリ相談しています。仲良し先生だからこそできることかなと思います。
・IELTS SPEAKING対策
来年くらいにIELTSを受験しようかと思い、スピーチの練習を何度かしました。が、数回で飽きてしまいました。目的がもっとしっかり定まってから、またやると思います。
・Grammar in Useを先生に教える
高校英語を英語で教えたことがない、というなにげない一言から、わたしが教師役をやり、先生が生徒役をやる、というロールプレイを何度かしました。また気が向いたり、必要性が出たらやると思います。
英会話が初心者の人ほど、早くピッタリな先生を見つけるといいと思います。恋人を作ると言語の上達が速いといいますが、同性異性関係なく、仲良くなれば自然と話すことや、できることが増えていきます。いいなと思う先生を見つけるまでとにかくローテンション、そしていいなと思った先生には一極集中してレッスンを受講するのが本当にオススメです。
今月、ちょうど10000分達成したので記念に記事としてまとめてみました。最近のレッスンの話だと、まったくDMM英会話としての魅力にはなってないと思うのですが笑、いろいろな先生がいるから自分にピッタリの先生が見つけられ、いろいろな教材があり、それらを自由に試すことができるDMM英会話は楽しいなぁ!と思ってます。