FOR WHAT PURPOSE?
「応用力を鍛える英文法の教科書」は、センターレベルの大学受験の4択問題が効率的に解けるようになることを最終的に意識しています。従来の教科書は、文法のルール説明だけにとどまり、「文法と文法の違い」や「問題を解くときの考え方・見分け方」への説明が足りないと感じ、書き始めました。
しかし、中学1年生や社会人の方が当教材を使って学んでも役立つように、受験テクニックではない視点からも執筆しています。そのため、一般的な文法の教材とは違い、独自に5つの章でカテゴライズしています。
当事業は「未成年のための民間学童」設立を2025年までの目標としており、その資金源の1つとして、Google Adsenseによる広告を掲載しております。このページでは一定間隔で広告を掲示しておりますが、ご了承いただけますと幸いです。
第1章 文章の土台を作る要素
英語で文章を作るには、必ず「主語」と「動詞」が必要です。そしてこの「主語」の部分には、いつも「名詞」という言葉の種類が入ります。そのため、「名詞」と「動詞」があれば、文章を作ることができる、と言えます。
日本語では「主語」は省略されがちです。「犬を飼ったんだよ」とだけ言えば、「あなたが犬を飼った」ということが伝わります。でも英語では「わたしは犬を飼ったんだよ」と、主語をしっかり伝えます。「誰が・どうする」という情報が、英語にはとても大事なんです。
- 品詞を理解する
- 主語と動詞
- 名詞を置くところは「主語・目的語・補語」の位置
- 状態動詞・動作動詞?覚えるための選択問題
- 動詞に関するお願い
- タラちゃん文法はやめるです!(be動詞と一般動詞)
- わたしとあなた以外の「ボッチ」が主語のときは、一般動詞に「s」をつけてあげて!
- be動詞と一般動詞の選択問題
- 主語(S)+助動詞+動詞(V)は英語の入門にピッタリ!
- 助動詞の覚え方:種類を知って、分類し、順位をつける
- 日常会話に使うための助動詞
- 過去について物申す助動詞
- ニコイチ・サンコイチの助動詞
- 助動詞の慣用表現
- 助動詞の4択問題 THE FIRST STEP
- 助動詞の4択問題 THE SECOND STEP
- 助動詞の4択問題 THE FINAL
- 長い名詞のカタマリを作る要素を理解する!
- 「Vすること」動名詞・不定詞
- 「SがVすること」接続詞・疑問詞・複合関係詞
- 「長い主語は嫌い」という英語の特性に寄り添う
- 長い名詞のカタマリを理解するための並び替え問題
- 名詞を後ろにとる動詞
- 欲張人も物も一気に欲しい動詞(SVOO)
- 絶対に動名詞が欲しい動詞(SV+Ving)
- 絶対に不定詞が欲しい動詞(SV+to V)
- 動名詞も不定詞も両方欲しい動詞
- 人になにかをして欲しい(SVO+to V)
- 人になにかさせたい(SVO+V原形)
- 目的語の様子を説明したい動詞(SVOC)
- この動詞はどの動詞タイプ?❤怒涛の判別問題
- 名詞に関してステップアップの知識
- 大人も子供も理解したい「代名詞」の扱い方
第2章 説明を加える要素
英語で文章を作るには必ず「主語」と「動詞」が必要です。一方で、形容詞と副詞は絶対に必要!というわけではありません。形容詞や副詞がなくても文章が成り立つ場合がほとんどです。じゃあなんで形容詞や副詞は存在するのか?というと、「物事をより具体的に説明する」ためなんです。
ポメラニアンを想像しながら「犬が欲しいほしい!」と言って、体長100cmもあるセントバーナードのような犬が家に来たらビックリしませんか?「小さくて、抱っこできるような犬が欲しい」と説明したいですね。
検定試験でいうと、TOEICがこのジャンルから文法問題をよく出題しています。
- 品詞を理解する
- 副詞と形容詞
- 副詞を置くところは副詞のジャンル次第で変わる!
- 形容詞を置くところは「名詞の前後」
- 動詞に説明を加える副詞
- 頻度を表す副詞
- 程度・状態を表す副詞
- 否定の意味を持つ副詞
- 頻度・程度・状態・否定の副詞4択問題
- 文章に説明を加える副詞
- 前置詞が作る短い副詞のカタマリ
- 接続詞が作る副詞のカタマリ
- 前置詞・接続詞の4択問題
- 分詞構文が作る副詞のカタマリ
- 不定詞が作る副詞のカタマリ
- 分詞構文と不定詞の4択問題
- 関係詞が作る副詞のカタマリ
- 複合関係詞が作る副詞のカタマリ
- 関係詞と複合関係詞の4択問題
- 形容詞に説明を加える副詞
- 品詞の語順ルール
- 形容詞+不定詞(副)
- 名詞に説明を加える形容詞
- 程度・状態を表す形容詞という品詞
- 否定の意味を持つ形容詞
- 程度・状態・否定の形容詞4択問題
- 不定詞が作る形容詞
- 「Vさせる動詞」の分詞が作る形容詞
- 分詞が作る形容詞
- 不定詞と分詞の形容詞4択問題
- 関係詞が作る形容詞
- 関係詞の形容詞4択問題
- 品詞は名詞だけど、役割が形容詞な存在(同格表現)
- 形容詞を後ろに取る動詞
- 主語の状態を説明したい動詞(SVC)
- 補語の状態を説明したい動詞(SVOC)
- SVCとSVOCの4択問題
第3章 論文的表現をする要素
受験、英検、TOEFL、IELTS、大学の課題などで小論文を書く方々が使えたらかっこいいなぁという、少しだけ発展的な表現です。特に「無生物主語」は、英検3級~1級、どの級の英作文・スピーチにも役立つ、とても便利な表現です。ちなみに、英作文で活用できて欲しいのは、この第3章までの文法です!基本的には第2章までの要素が揃っていれば、英作文としてかなりの表現度になりますが、より英語らしさを加えるために、以下の表現の導入もできたらいいですね。
- 人間以外を主語にする
- 理由が結果を導く動詞の語法(無生物主語)
- 無生物主語の4択問題
- 2つや3つ以上の存在と比べる
- 比較級の中で使われる副詞
- 2つのなかで違いを比べる(原級・比較級)
- 3つ以上のなかで違いを比べる(最上級)
- 1つのなかで違いを比べる(the+比較級)
- 否定したくないわけじゃない=否定したいっ
- 全部を否定する(全否定)
- 全部じゃなくて一部だけ否定する(部分否定)
- 二回否定表現を使う(二重否定)
- 否定語を使った否定的な表現
- 否定語を使わない否定的な表現
第4章 文学的表現をする要素
熱のこもった自分の思いを伝えるのに、「わたしは~です」という平坦な文章を使っても、うまく伝わりませんね。文章に一工夫が必要です。あぁ、もしわたしがミュージカル女優だったなら、もっと上手に再現できただろうになぁ…。いや、気持ちだよ!大切なのはさ…。こんなふうにドラマチックに、まるで小説の登場人物のように、自分の願望や主張を伝える文法の表現を学びましょう。
- 「もし~なら、…だろう」
- 直接法と仮定法
- 仮定法Ifの省略
- 仮定法の慣用表現
- 倒置する、主語と動詞を。
- 場所を表す副詞+倒置
- 否定語+倒置
- 仮定法+倒置
- コレだ!一番伝えたいものはさ。
- 一番伝えたいことを先に述べて強調する
- 「まったく」にまつわる強調表現
第5章 目的別の学習方法
単語や文法を覚えてくださいね!資格や受験に向けて勉強してくださいね!……と言う教師や親は星の数ほどいますが、いったいそのうちの何人が「そのやり方」を教えてくれたでしょうか?思い返すと、わたしは「わたしに合ったやり方」を教わったことがありません。
しろくまスタディセッションのモットーは「論理的に、効率よく、カジュアルに、学習する」です。この章では、知っておいたほうが後々楽になる・得をする・結果的に効率が良くなるような学習方法を書いていきます。
- 資格・試験対策
- 試験対策用ノートの作り方
- リスニング点UPには頻度×密度がものを言う!課題設定の方法
- リーディング点UPには推測✕要約がものを言う!課題設定の方法
- 使って覚える!論理マーカーの語彙リスト
- 英語学習サービスの活用法
- オンライン英会話を有効活用する方法
- 英作文・英会話に便利な辞典Ludwigの使い方
- 単語の学習方法
- 前置詞はイメージを理解する
- 動詞のイディオムは意味と意味の足し算
- 気持ち面の対策方法
- 「6年間勉強したのに英語ができない」のではなく「自分に最適な環境と方法でやってないから苦手意識が強い」
- 楽しく学習するリーディング
- 楽しく学習するリスニング
- 楽しく学習するライティング
- 楽しく学習するスピーキング